坂口安吾に告ぐ

安吾の青く燻んだ空に私の気持ちは涙して。
禁断の果実を貪る夢をあの東京の空に描いて。
いつか忘れた人を、いつか愛した人を
洋モクが香るあの雲が変わらないことに安堵して。

坂口安吾

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